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ぼくらの

最近『ぼくらの』を全巻読んだ。

この作者は『なるたる』のオナニー展開が酷すぎて、
『ぼくらの』の好評は良く耳にしていたけど、なんとなく避けていました。

実際に読んだ感じ、予想通りのセカイ系なんだけど、
ちゃんと最後まで『一般受けする事』を忘れずに描ききってくれたので、
綺麗にまとまっていて読後感も良かった。

情緒面にのみ特化したGANTZって感じだろうか。




以下ネタバレ










良かった点
・各キャラごとに、掘り下げられた家庭環境やエピソードなんかが丁寧に良く出来ている。
・BADENDなんだけど、BADENDに感じさせない爽やかさ。
・『仕組んだのは、人格の無いただの自然現象』と、無駄にテーマ性を含めない潔さ。

ガッカリな点
・『強引な後付け』っぽいのが多くて、伏線が伏線として上手く機能していない
・戦闘シーンが微妙。



戦闘シーンも一応は頑張ってるんだけど、
『こいつヤベーッ!』って思えるような強敵とか出なかったのはちょっと残念なポイントかな。
そういう漫画じゃないと言ってしまえばそれまでなんだけど、
子供達が最後まで未熟で無軌道に戦ってたのは違和感あった。
自分が軍人だったら、子供達を全員処分して、代わりのパイロット用意するところです^^
(パイロット的な資質を見せたのって、最初の少年だけだよなww)


最大のミステリ要素だった『誰が黒幕か』っていうのは、
リアルタイムで読んでた読者はいろいろ推理して悶々としてたと思われる。

自分の予想は、カナが黒幕の一択。
カナは最初から契約してないんだから候補に入らない、というのが良い具合の盲点。
黒幕なんだから契約もイジれて、お兄ちゃんを外したんだよー!と推理してました。

まぁ、見事にハズレたんだけど、
ありきたりな場所から出てきやがりました。
もっとも予定調和な部分と、意外性のある展開は、半々くらいで良い塩梅だったようにも思いますが。

それにしても、序盤の時点で『この作品にハッピーエンドはねぇからな!w』ってつきつけてくる作品は珍しい。
実際、主要キャラ全員死ぬし、ループオチだし、平行世界の地球は滅びまくってるんだけど、
それでも後味が悪くならないのは、『犠牲』には『救い』のようなものが、節々にちりばめられているからなんだろうなぁ。
『強引な後付け』も目立つが、肝心な部分は、オチまでブレずに貫いたのが良かった。

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