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ノーリセット・トラキア 第1章 フィアナの戦士

ルール
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 リーフです。レンスターの王子をやっています。
大国グランベルの追っ手てから逃れて、片田舎の貧民達に囲まれて、平和に楽しく過ごしていました。

 山賊退治に村をあけていた僕達一向、
『ところで、エーヴェルさんは、昔知り合った女性に似ていますよね、名前は確かブリ・・・』
『みてください、あれは何ですか!』
 フィンの言葉をさえぎって、エーヴェルが指差す。
何と、僕達の村がグランベルの兵隊に襲われているではないか!!

 村を守るんだ!僕達、リーフ軍!!!
こうして、華やかな聖戦の裏側で、静かに、地味で、熾烈な戦いが幕を開けた。

 出撃メンバーは固定。
リーフ、フィン、エーヴェル、オーシン、ハルヴァン。
途中から、マーティ、ダグダ、タニアも助っ人に登場。

出てくる敵はみんな雑魚兵。
敵を捕えて装備を奪う、民家を訪れてアイテムをもらう。
という略奪行為を繰り返し、進撃。

できるだけ殺さずに、敵を捕えてアイテムを奪いたいのだけど(その場合、ステータス半減の状態で攻撃をしかけなくてはいけない)
ちょっと大雑把にやりすぎたか。半分くらいの敵は普通に殺害してしまった。

しかし、味方の被害はほぼ0。
ここで仲間を殺せるのは、永井先生くらいのものだろう。
残りは敵将1人、砦にたてこもるワイズマンだけとなった。

そこで、フィンが僕に話し掛けてきた。
『リーフ様、私にあのタニアという娘を預けていただけないでしょうか。』
『タニアを??』
『我が軍は、まだまだ戦力不足、特にあの娘はこのままでは足手まといも良いところでしょう。私なら一晩で、一人前の女に仕立て上げて見せます』
『そうか・・・解った』
やはり、フィンも男ということか。
奥さんに先立たれて数年、長い日照り生活のなかで溜まるものは溜まっているのかもしれない。
僕は、優しい眼をして理解を示した。


■.2

タニアはフィンに呼び出され、唐突に言われた。
『今から、私の事はコーチと呼べっ!!』
反応に困っていると、平手打ちが飛んできた。
紳士ヅラをした普段とはうってかわった鬼の形相である。

『トラキアの戦士は、素振りに始まり、素振りに終わる!
今から、敵将の前で、良いというまで弓を打ちつづけろ!!』

完全な命令口調。どこの体育会系の部活にも存在する、どんな理不尽な内容でも、YES以外の返答を許さないという、そんな圧迫感があった。

こうしてタニアの地獄の特訓が始まった。
それは敵将を前にして、届かない矢を打ち続けるという単純な反復作業の繰り返し。

『基礎トレーニングは地味だ、だがな土台のない場所に家が建たないように…(以下略)つまり、トレーニングをつめ!』
『はい、コーチ!』


ほどなくしてタニアの使っていた、ショートボウが壊れた。
これで解放される、そう安堵の顔をみせかけたが、フィンは止めさせなかった。
『続けろ!!』
『で、でも弓が…』
『壊れた弓のまま続けろ!』
『っ!?』

なお壊れた武器は、もとの重さの2倍になる。
この世界に質量保存の法則という常識は通用しない。

ズシリと重みを増した弓を片手に、タニアの地獄の特訓はまだまだ続く…

ピュンピュンと打たれ続ける弓。
それは敵将にはじかれるか、避けられかで、決して、その装甲を突き抜ける事はなかった。




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■.3

『というわけで、タニアのレベルは20になりました』
披露度MAX99の、今にも死にそうだが、眼だけはギラギラしているタニアと、どこかのテニスコーチみたいな風貌になっているフィンがやってきた。
まさか本当に一晩で仕上げてくるとは…

『ありがとうフィン、これなら、お蝶夫人とも良い勝負をすると思う。』

【タニアのステータスlv20】
HP29 力15 魔5 技14 
速20 幸16 守5 体6 


 よし、あとは敵将を捕獲して、武器を奪うだけ。
相手(ソードアーマー)に特攻(攻撃力3倍)がつく、ダグダのハンマーなら、少し削れば充分いける。

相手は地形効果を含めて守備18。
鍛えたタニアで削って、ダグダで捕獲だ!!

フィンが檄を飛ばす。
『いけタニア、今こそ、そのトレーニングの成果を発揮するのだ』
『はいっコーチ!!』

鉄の弓の追撃で放たれた2本目の矢が、綺麗な直線を描き、
敵の眉間にクリティカった。
その瞬間、捕獲して奪うはずだったロングソードも消滅

『やった!やりました、コーチ!!』
『ふふ…よくやったタニア』

・・・いや、殺すなよ!!!
追撃時の必殺率修正というのがあり、タニアには2倍つくのに気付いたのは、後になってからだった)
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Comment

No title

トラナナとは渋い。
面白かった

そろそろ続きも書くぽー(*´p`*)

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