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ドルエン回想

円満完結させた、キャンドルエンドについて語ろうと思う

CHAPTER1 キャンドル少女のマーチ
この章に限らず、作画が直視できない。
等身大の部活少女を描こうというのがコンセプトで出発。(それは章をおうごとに薄れていくが)
そのへんを強調したいキャラほど(田中優子とか)ネーミングも一般的なものをチョイスしているのだが、
むしろ今となっては、『こいつはデタラメ系だから、「アニメっぽいネーミングで遊ぼう」というキャラ』の方が、一般的になりつつある。
キラキラネーム・・・すっかり根付いちまったな・・・



CHAPTER2 花に水を 心に灯火を
『最終局面をみすえて話を積んで行く』というスタイルはここから根付いていく。
野球部エースの全力投球(体感速度160キロオーバー)vs底の見えない天才打者
という漫画的なケレンミを混ぜつつ、捕手の子の成長(等身大の頑張り)を描くという・・・
我ながら上手くまとめた。直視できない作画をのぞけば、構成はとても気に入っている

また男子野球部はノイズのようなものだったが、わりとリアリティを高める演出に一役かったと思う。

なお、商業作品だと、女子部活動に男が絡むリアリティは排除すべき敵ではなく、
むしろ逆に味方につけるファンタジー的な発想が必要とされる
ロウきゅーぶ!、クロスマネジ、氷球姫・・・・
いわゆる、男監督が、女子部員を導きつつ、ハーレム展開(+燃える試合展開もあるよ)だ!!

こ、これだから商業ってやつはよー・・・(でも嫌いじゃない)


CHAPTER3 赤い糸で結ばれた宿命
とにかく最終局面をどうするかがスタート地点なのである。
2章では、4番vsエースという、ド本命な盛り上げ方をしたので、
今回は下位打線の子と、2遊間コンビに、こっそりと焦点をあわせて話を積んでいる。
まだ更新感覚が早い時期だったので『伏線はっても忘れられる』という事もなく、
かなり狙い通りにまとめたという手ごたえあり。

ライバルチームは、主人公チームの逆側の特色を強調している。

主人公投手・素質は一流だが未熟 速球派
ライバル投手・素質は並以下だが、努力と根性の子 軟球派

悪い意味で等身大を意識して、『塁審いない、主審だけ、そこを利用してドラマをつくる』とやってしまったが、
全国大会優勝チームの練習試合で、そんなずさんな環境はないよなと後にして思う。

なお、この章から『2年目』をみすえていろいろと種をまいているのだが、それが実ることは・・・

CHAPTER4 落日にまどろむ お姫様
最終局面は、ひねくれた作りでお気に入り。
が、この章をふりかえると、やはり構成を複雑にしすぎて自爆した感が否めない
挑戦したというより、自分の力を過信しすぎていますねww

別件の2つの本筋を同時に進行して、最後にドヤっ!とまとめたかったのだが、
とにかくまぁ、時系列がわかりづらいし、その背景も読者に忘れられていく・・・

幸いだったのは過去のエピソードは、この試合では、ほぼ無関係の話でそこを忘れられてもあまり問題なかったという点だろうか
『2年目』をみすえてゴニョゴニョ・・・だったわけですが、そこはまぁ、おっけおっけ。


CHAPTER5 チェリーストーム
はじめて構成に迷って、変更した章。
『持久力のない投手が、3回コールドで逃げ切れるかどうか』がコンセプト
ぶっちゃけ、ここ桜が3回コールドで勝つはずだった。
『ライバルの桜が2強に勝ったということは、
主人公のVIPもニュースピードに勝つのかな?』と読者に思わせて、
バッサリ負けさせるつもりだった。

なので、3回までにレンジのキャラ立て(2年目をみすえてw)を終わらせなくてはいけなくて、かなり序盤から詰め込んだ。
が、それでもまだ物足りない。
いずみも、もっとボロボロにしたかったけど、なんかまだ余裕ありそう。

そこで試合をひっくり返す事に。
ここから逆転してこそレンジ!
いずみが腕をパンクさせて、ボロ負けするのは本当は準決勝だったけど、
伏線がきっちり生きてるここでやりきってしまおうと。
この2点は、まずまず納得いくように描けた

が、そんな目先の都合を優先した結果・・・

なんかgdgdな終わり方・・・
(最終局面に最大のヤマ場をぶつけるという、得意パターンの崩壊)

狂う歯車・・・
(次の主人公チームの試合をオールカット、結果がほぼ読まれてるため)

そして生まれる粗・・・
(スコアを見ると、6回コールド負けしてないといけないのだが・・・何故か7回まで試合をやっている・・・)

・・・^^;
『それでも、いずみを極限まで追い詰めたかった』
描いてた本人は満足しているのだが・・・盛り上げ方はマチガエタヨネ・・・

CHAPTER6 最強という名の称号
本当は、ニュースピードvs反戦だったんだけど、レンジが勝ち上がり、
作者すら予期せぬ試合が展開
(・・・もう何年も前から先の展開が決まっていて、それを埋めるだけの作業に嫌気があり、
破壊して再構築する事に楽しさを見出さないとモチベが保てなかった。完全に末期。)

二強vsニ強、はたしてどちらが最強か!とやりつつ、
実は最終局面には、真の最強決定戦が用意されていた!という構成。(これ自体は、大会後のスペシャルステージとしてやる気だった)
自爆したり、迷走したりした、4章5章の反省を生かし、こっちは綺麗にまとめたぞ!そして作品もな!!!!
という、円満完結回である。

まぁ、銀英伝でたとえると、まだ5巻・・・ラインハルトが帝国と同盟を占領したあたりの位置なんですが、
そこで終わっても、それはそれで良いんじゃないかと思いますね。ここからは無情なキャラ整理の嵐になっちゃうというか・・・・、
キャンドルエンドは、ヤン提督が年金生活して。めでたしめでたし なのです^^
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Comment

興味深かったです。
・・・円満完結?!二部を描いても良いんですよ!!!

No title

夢野オタク、ドルエンオタクとしては、夢野先生が何を考えてあの漫画を描いたかという文を読めるのは貴重です
CHAPTER4は初見では時間が飛び飛びで混乱しましたが、一度大筋が頭に入った状態で最初から通してじっくり読むと良さが分かりました。VIPスターも勝つしCHAPTER4は好きな話です。
CHAPTER6で北見沢凛の登場にほぼ1話まるまる使った時には夢野先生がバグったかと思いました

No title

夢野先生がキャンドルエンドに言及してくれるだけで嬉しいという完全に「続編を待ち続ける信者(ゾンビ)」状態だと茫然と悟りつつ・・・・

ほんっとに神作です!
先生がミスったという展開も、万人にわかるよう丁寧に説明される王道作がダルく感じる的なアレでほんとにドンピシャでした

特に「落日のなかでまどろむお姫様」はマジでヤバイ、何回読み返したかわからない
こいつはキャンドルエンドにおけるマリみてで云うとこの白き花びらやで~
名台詞、名エピソードのオンパレード、
特に洋子が目元を腫らしながら「財布を落とせば誰だって落ち込むわよ!」と啖呵を切るシーン、イカサマボール捕球完成の笑ってんじゃねー!のシーン、
投手やめる宣言からの>れい子のせい?(キター!)>そろそろ茶姫には愛想尽かすとこだったし、本心よ>配球で攻めたいとかぬけぬけとぬかす超鈍感俺様なお茶姫>そのギャップから自分の思いの方が募りすぎていたと悟る洋子>お前は最高の相棒だったぜ!>不覚にも赤面、の即死級コンボにはもぉー萌え転がりすぎてあ、頭がどうにかなりそうだったぜ!
(表のメインヒロインれい子(栞)裏の真打洋子(蓉子さま)も白き花びらっぽいw)

四章の後ハンター、テニヌばりの能力のしのぎ合いがメインになって行きましたが
試合の大筋があってキャラ小エピソードがちりばめられた4章はやはり格別です
(つーか試合展開と回想でお茶洋バッテリーの関係、れい子先輩、お茶姫のモチベ、共鳴した久美の通した読み、桜攻略の謎がシンクロしていく4章の構成はマジで美しすぎてイカれてる)

2年目の構想があったことにやはり!と思いつつそれを流れの中で打ち切ったということに地団太しきりです
構成と仕掛けの成就にカタルシスを見出した上で連載を流れに漂う生き物と捉えるジャンプイズム(あとゆで理論)を体得した夢野ヒトミにとって計画の破綻と自然に訪れた綺麗なラストは譲れない信念なのかもしれません、しれませんがそれでもッ
小さな萌えエピソードや、どっちがつええんだの頭文字D戦法、二年目のパラメータの変化などで引っ張る、もたせる、十分もつっていう、夢野スタイルからすると日和見なことでも、もっともっと読みたかった!
大会を大筋にキャラたちの小エピソード、一行セリフでもいい、をまぶしていく「咲」形式でもいいじゃないか!(わがまま)

ただキャラ萌えに限っちゃうと先生の中でCHUBOU面子に勝る子達が居ないんだろうなー、、などと思いつつ
あらためてキャンドルエンドはまぎれもない神作だったんだと訴えたい!
俺が石油王だったらアニメ化するのに!くっそ!
連載中はコメント返しまとめとかFA送りつけたりとか進行形連載作としてもどっぷり楽しませていただきました、キャンドルエンドは俺達の青春!

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